

ひなまつりの歌の替え歌が小学校でめちゃめちゃ流行りました。
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節句ってなに???
節句とは奈良時代に中国から伝えられた風習で、四季があり自然豊かで、稲作文化のある日本では季節の節目に邪気を払う行為は受け入れやすく定着しました。
中国では奇数は縁起の良い数字とされているが(日本でもご祝儀は3万や5万など''割れない''数字が良いとされている)、その数字が重なると逆に不吉になるとされています。
宮中では季節の変わり目に入ってくる邪気を払う行事が行われており、江戸時代にその中でも特に重要とされた日が5節句として今も残っています。
1月7日 人日の節句(じんじつのせっく)
3月3日 上巳の節句(じょうみのせっく)
5月5日 端午の節句(たんごのせっく)
7月7日 七夕の節句(しちせきのせっく)
9月9日 重陽の節句(ちょうようのせっく)
ちなみに、3月3日と5月5日と7月7日は同じ曜日で、2020年は全て火曜日でした。
上巳の節句について
上巳の節句は別名 桃の節句とも呼ばれます。
桃というのは魔除けに使われているのです。


また人形(ひとがた)を川に流し、身を清めるという伝統があります。
これらは日本の神話ともリンクしていて
伊邪那美命が黄泉の国に行ってしまい、伊邪那岐命が探しに行った際、黄泉醜女に追われた伊邪那岐命は桃の身を投げて窮地を脱したとされています。ここから日本でも桃には魔除けの力があると信じられていたことがわかります。
また、黄泉の国から逃げ帰った伊邪那岐命は海で身を清めます。
これも上巳の節句と同一の考え方に基づくものであると考えられます。
ひな人形について
平安時代以降は、人形を流す風習は薄れ、幼児の健やかな成長を願う日となります。
江戸時代以降は女児が健やかに着飾る日となり、かつて貴族の間で行われていた風習であるひな人形の風習が庶民にも広まりひな人形を飾るようになりました。
ひな人形は関東関西で違う!?!?
関東のひな人形はふっくらとした顔立ちですが、関西(京雛)は細い顔をしています。
また、関東と関西では男雛と女雛の位置も異なっているみたいです。
これについては私は詳しくないので興味があれば調べてみてください!!!!