おすすめ 神社周遊記 豆知識

伊勢神宮 内宮は右側通行、外宮は左側通行の理由???

 

伊勢の神宮にお参りしてきました~~。

今回は参拝の記録を兼ねて

伊勢の神宮の外宮、内宮、別宮とはなにか

お参りのルール

知っていたら絶対に自慢できる豆知識をご紹介していきます。

ちなみに、たくさんの写真を載せたいところですが本殿や拝殿の写真を撮るのは神様に対して失礼に当たるのではないかと感じ、ジレンマに悩まされているので、社の写真はあまり載せられないかもしれません。

 

参拝の順番

伊勢の神宮には内宮、外宮のほかに14か所の別宮があります。

これには正式な参拝の順番があります。

 

ココに注意

外宮→外宮の別宮→内宮→内宮の別宮

 

時間の許す限り、この順番を守って参拝しましょう。

 

※別宮とは正宮に対する別け宮です。

宮という社号は古くは天皇の勅書により許された神社しか名乗ることができず、由緒正しい神社であることを示しています。

 

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まず最初に行くべきは外宮

なぜ先に外宮からお参りするか

神宮には外宮先祭(げくうせんさい)という習わしがあります。

これは祭りを行う際には外宮から行うということです。

 

なぜこのような習慣があるかというと外宮のご祭神である豊受大御神は天照大御神の食事をつかさどる神だからです。

その習慣に従って外宮からお参りするのがよいとされているのです。

 

 

Let's お参り

 

さて、私は今回 車で来ているので境内への入口はバスの入口より奥です。

手水で身を清め、いざ鳥居をくぐろうとしたとき目に入ってくるのはこちら。

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左側通行の立て札です。

ふむふむ、外宮は左側通行なんですね。

なぜ左側通行なのかは後ほど説明します。

 

 

参道を歩いて行って

一つ目の鳥居をくぐって右手に見えてくる立派な建物は忌火屋殿です。(写真がないとわかりにくいですよね…)

ここでは毎日 朝夕の2回、大御饌(お供え)が作られ正宮や別宮に運ばれています

この祭りを日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうのおおみけさい)と言い、お供えを作るための火はマッチやライターを使うことなく、古来の方法で神聖な火を起こすところから行われています。

 

 

正宮に到着

 

外宮のご祭神は豊受大御神で、外宮のことを豊受大神宮とも呼びます。
1500年の歴史がある神社です。

やはり神宮は立派ですね。

早速 お参りをするのですが、ここで2つの注意点!!!

これはもう皆さん知っている人が多いと思いますが

 

正宮では願い事をしてはいけません

正宮では和御魂(にぎみたま)…穏やかな一面
別宮では荒御魂…荒々しい一面
を祀っています。

和魂が祀られている正宮で願い事をするのはNG!!

願い事はこの後紹介する別宮でしましょう。

 

お賽銭はしない

正宮には白い布が敷いてあり、そこには多くのお賽銭があります。

しかし、思い出してみてください。

神宮の別宮やほかの神社にはお賽銭箱があるのに正宮にはお賽銭箱があるのに、正宮にはお賽銭箱はなく白い布が敷いてあるだけ。

 

神宮には私弊禁断という原則があります。

 

どのような原則かというと、そもそも神宮は江戸時代までは天皇家しか参拝できないところであり、一般人が私的なお願いは持ち込んではいけません。

 

私的なお願いのためにお賽銭を投げるのは、神様に対して非常に失礼な行為なのです。

正宮の白い布は賽銭が地面に触れることで、その土地が穢れてしまうことを防ぐためのものなのです。

 

 

正宮での参拝を済ませた私の目に飛び込んできたのはこんな景色。

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何もないじゃん!!!

そんな風に思うかもしれませんが、ここにはかつて正宮が建っていました。

 

 

皆さん聞いたことがあるでしょう 式年遷宮の跡です。

式年遷宮とは20年に一度新しい社を建てることを言います。

真ん中に見える石でできた四角い場所にご神体が置かれます。

正宮でのお参りを済ませると次は別宮に向かいます。

 

多賀宮、風宮、土宮へ

 

外宮の敷地内には多賀宮風宮土宮の3つの別宮があります。

多賀宮には豊受大御神の荒魂が祀られており、ここでは正宮と違い願い事をしてもいいです!!!

 

 

 

 

土宮には外宮ご鎮座である山田原と宮川の守護神としての大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)が祀られています。

 

風宮には級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべにみこと)が祀られています。2柱は元来、稲を風害から守る神として信仰されていましたが、

鎌倉時代に元(中国)が攻めてきたとき、風を吹かせ元軍の船を追い払ったとして国家平安の神とされるようになりました。

 

 

今回はコロナウィルスの影響でせんぐう館(博物館)には入れなかったので、次回に持ち越しです。

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月夜見宮へ

 

つぎに行ったのは月夜見宮です。

‘‘つきよみのみや‘‘‘は実は2つあります(ややこしい…)

1つ目は月夜見宮

2つ目は月読宮です。

(月読宮は後に行きましたが、わかりやすいようにまとめて説明します。)

 

前者(月夜見宮)は

外宮の別宮です。

鎌倉時代につくられた宮で、月読見命と月読見命の荒魂を同じ社でお祀りしています。

 

後者(月読宮)は

内宮の別宮で、こちらには月読尊、月読命の荒御魂、伊佐奈岐尊、伊佐奈彌尊を祀る4つの別宮があります。

伊佐奈彌宮 伊佐奈岐宮 月読宮 月読尊荒御魂宮

の順に並んでおり、

①月読宮

②月読尊荒御魂宮

③伊佐奈岐宮

④伊佐奈彌宮

の順にお参りします。

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上記の別宮のうち月読宮は奈良時代、残りは平安時代につくられており、外宮の別宮の月夜見宮より歴史が深いです。

 

倭姫宮

次にやってきたのは倭姫宮(やまとひめのみや)です。

ご祭神は言わずもがな倭姫命です。

倭姫命は天照大御神の鎮まる地を決めた第11代垂仁天皇の皇女です。

 

神宮の歴史は基本的に非常に古いですが、

倭姫命を祀る宮はずっとありませんでした。

しかし、倭姫命の功績を称えようということになり、大将時代になってからやっと倭姫宮として祀られるようになりました。

 

すぐ横の敷地には神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)や農業館、美術館、神宮文庫があり神宮の歴史を感じることができます。

 

私はコロナウィルスの影響で入ることができませんでした泣

 

やっと正宮へ

内宮にかかる宇治橋に来るとそこには……

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右側通行」の文字が!

 

先ほど紹介しましたが、外宮は左側通行でしたよね

 

 

なぜ 内宮は右側通行、外宮は左側通行か

 

伊勢神宮の公式のホームページを確認すると

 参拝前にお清めをする御手洗場(みたらし)が内宮は右側、外宮は左側にあるから

と説明されていますが、ではなんでそのような配置になっているか考察していきます。

鳥居をくぐる足は決まっている

 

参道の真ん中は「正中」といって神様の通り道なので歩いてはいけないということは有名ですが

境内を正面に見て

正中の左側から入るときは左足から

正中の右側から入るときは右足から

入ります。

 

このような入り方をしないと、正中を通る神様に対して背を向けることになってしまいます。

イメージがわかない人は頭の中で地面に線を引いて実際に歩いて考えてみてください。

このことを覚えてここから先の説明に進んでください

 

 

本殿はどこにあるかを考える

 

外宮と内宮の本殿の位置を思い出してみてください。

外宮は入って右側

内宮は入って左側 にありますよね

 

 

もし外宮で右側通行をして右足から踏み入れた場合は、右側にある本殿に対して背を向けることになってしまいますね。しかし、左足から踏み入れた場合は本殿に対して体を向けることができます。

同様に内宮で左側通行をして左足から踏み入れた場合は、左側にある本殿に対して背を向けることになってしまいますね。しかし、右足から踏み入れた場合は本殿に対して体を向けることができます。

 

これが内宮と外宮で通行方向が逆の理由です。

 

 

いざ、宇治橋を渡る

ここから神聖な地に足を踏み入れていくわけですが、橋の(上流)右側を見てください。

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何かが立っていますよね。

これは何かというと、台風や大雨のあとに川を流れる木の枝などから橋を守るために立てられています。

 

実際に台風の翌日に参拝した時にはここにたくさんの木々が引っかかっており、しっかり役割を果たしているんだなぁと感心しました。

たまに、これは橋を架け直すときの足場となるという話をする人がいますが、それは間違いなので優しく本当のことを教えてあげてくださいね笑

 

足場は工事の時につくられます。

 

 

 

ちなみにこの橋は、式年遷宮の4年前に改修工事が行われます。

太平洋戦争の影響で式年遷宮が延期された際に 橋だけでも直そうと式年遷宮の4年前に建て替えられた過去があり、現在もそれに倣い、式年遷宮の4年前に改修工事が行われているのです。

 

参道に石が埋め込まれている理由

橋をくぐり終わり歩いていると地面に石が埋め込まれている参道に着きます。

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わかりますかね…(右側は見やすいと思います)左右に石が埋め込まれ参道を分けています。

なぜこのようになっているかというと、

 

昔はここに店があったからなんです。

 

両脇にあった店のためのスペースが石で区切られており、当時は真ん中のスペースしか参道がなかったのです。

 

五十鈴川で身を清めよう

さらに歩くと、右側に五十鈴川が見えてきます。

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昔は手水ではなく、この川に浸かって身を清めました。

 

現在でも神主が行事の際にここで身を清めることはありますが、一般の参拝者が川に入っているところは見たことがありません。

 

しかし、手や口を清めることは神宮からも推奨されており、私はそれに倣い手を清めることはしたことがあります。

 

正宮、そして荒祭宮に到着

 

正宮に到着したら、外宮の説明の時に話した注意事項に従ってお参りしてください。

願い事はだめです!!!心配しなくてもこの先でできますから!!!

 

正宮でのお参りを済ませたら、

次は荒祭宮(あらまつりのみや)に向かいます。

 

道中に御稲御倉(みしねのみくら)や外幣殿(げへいでん)がありますのでこちらもチェックしておいてください。

天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮では願い事をしてもかまいません。

 

お参りを済ませたら、帰り道にも知っていたら自慢できるスポットが!?!?

 

帰り道にある大事な場所

しばらく歩くと無料休憩所が見えてきます。

早く休憩したい気持ちはわかりますが、

 

ちょっと待ったぁぁぁぁあ!!!

 

左側を見てみてください。

たくさんの石が置いてあり、しめ縄で護られている場所がありませんか?

 

この場所は本当に見落とされがちなのですが、これは社殿を持たない神社なのです。

ここには東西南北の四方向を守る四至神(みやのめぐりのかみ)が祀られています。

たまに手を入れている人がいますが、しめ縄は神の国との境界線です。

 

 

手をあてたりせず、2礼2拍手1拝でお参りしましょう。

 

そして最後の重要スポットは最初に渡った宇治橋です。

右側通行を守って帰ったときの最後から二番目の擬宝珠(ぎぼし)には安全を願うためにお札が入れられています。

ここだけ変色してしまっているのですぐのわかるでしょう。

 

 

ここまでが神宮のお参りをする際に覚えておくべき豆知識です。

私の参拝レポート的な記事ではありますが、皆さんも是非参考にしてみてください。

 

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