神社周遊記

「大神神社」ここが日本最古の神社だーー。

今回は奈良県は桜井市大神神社に行ってきたので、その記録をここに記します。

 

御祭神や見どころ、駐車場、門前町についてはこちらに簡単にまとめてあるのでぜひご覧ください。

大神神社 ご利益・門前町・駐車場は?

 

いざ境内へ

大鳥居付近の無料駐車場に車を停め、大神神社へレッツゴー!!!

いかにも神域ですよというたたずまいですね。

進んでいきますよー。

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まずは身を清めよう

進んでいくと左に見えてきますのが、祓戸神社でございます。(バスガイド風)

 

ここには伊邪那岐命が黄泉から帰った後 行った禊によって生まれた神をお祀りしています。

 

祀られている神は

瀬織津比売神(せおりつひめ)

速開都比売神(はやあきつひめ)

速佐須良比売神(はやさすらひめ)

気吹戸主神(いぶきどぬし)

です。

 

古事記、日本書記にも登場していますので、興味のある方は『‘‘超‘‘現代語訳 古事記』を確認してください。 スマホの方は左上のメニューから飛んでください。

 

ここでお参りをすることで身を清めることができるので、必ず一番最初にここでお参りしましょう

 

 

 

さて、この祓戸神社の横には夫婦岩があります

大物主神と活玉依比売(イクタマヨリヒメ)の恋について少しだけお話ししましょう。

 

活玉依比売の寝室には、毎晩現れる男がいました。

その男は名前や身元を明かしませんでしたが、活玉依比売はこの男に惹かれ妊娠します。

さて、夫もいないのに妊娠してしまった活玉依比売は男がどういう人物か知りたいと考え、寝室に赤土を撒きそこに糸を通した針を隠し、男の服に刺して糸を追うというアイデアを思いつきます。

早速実践に移し、 後を追ってみると、その糸は奈良県のとある山に続いており、その男が大物主神だと知るのです。

こののち、活玉依比売は大田田根子を出産します。

 

このようなお話から大神神社は縁結びにもご利益があるとされているので、ここにも参拝していくのがいいでしょう。

 

この先にある階段を上ると手水舎があります。

ここでは大物主大神と御縁の深い 蛇 の口から水が流れています。

蛇は大物主大神の神使とされているのです。

 

神と神使の関係について詳しく知りたい方は下記URLを参照ください。

参道には狛犬、稲荷には狐、鹿島神宮には鹿 の理由

 

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拝殿へ

手水を済ませるとそこには

でええええええええん

すごく立派な拝殿です。ここ大神神社の拝殿には一般的な神社とは違うポイントがあります。

なんと!!

 

本殿がないのです。

 

本殿というと御神体が置かれ、神様が鎮まる場所なのですが、大神神社にはそれがないのです。

 

 

理由は三輪山という山 自体が御神体だからです。

拝殿の後ろには通常存在するはずの本殿がなく、三輪鳥居が置かれており、この鳥居を通して三輪山を拝むのです。

 

 

そしてもう一つ

 

ある言葉を唱えます

お参りするときには「幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)守給(まもりたまへ)幸給(さきはえたまへ)」と三度唱えます。

 

これはどういうことかというと神には和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)というものがあります。

私のブログでは何度も説明をしていますが、

和魂…神の穏やかな一面

荒魂…神の荒々しい一面

に分類できます。

また和魂はさらに幸魂・奇魂に分類でき、大国主神の幸魂・奇魂こそが大物主神であるとされているのです。

このあたりの詳しい説明については今後記事にしていこうと考えています、

 

幸せを呼ぶ?なでうさぎ

拝殿でのお参りを済ませ、左に向かうと参集殿があります。

その玄関には なでうさぎがいます。

 

お耳をピーーンと立ててかわいい…///

 

このうさちゃんはかつて一の鳥居(みむろの近くにある大鳥居です)の灯篭にいたうさちゃんなんです。

灯篭の火袋(火を入れるところ)の上にうさぎが乗っていて、火袋の下には亀が乗っていたようです。

 

なぜうさぎなのか

なぜ大神神社ではうさぎが重宝されてきたのでしょうか。

その理由は2つあります。

 

理由一つ目!!

大国主神は因幡の白兎の伝説から うさぎと御縁が深いからです。

 

因幡の白兎のお話について詳しく知りたい方は

 

 

を見てくださいね

 

理由2つ目!!

大神神社のお祭りは卯の日に初めて行われ、その後もその伝統を守ってずっと卯の日に続けられてきたのです。

 

 

これらの理由から参集殿の玄関にはピッカピカのかわいいうさぎがいるのです。

 

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くすり道をぬけて狭井神社 へ

さて、参集殿を超え、祈祷や結婚式などを行う儀式殿を超えると

「くすり道」というところにやってきます。

くすり道という名前は薬業関係者が道の左右に薬草や薬木を植えたことに由来します。

 

この道をすすんで、狭井神社(さいじんじゃ)へと向かいましょう。

 

くすり道を進んでいくと

右手には磐座神社(いわくらじんじゃ)が現れます。

 

この神社には社がありません。

「なんで社殿がないのに神社なんだーーー」

と言いたい人もいるかもしれませんが、

神社と呼ぶには必ずしも社殿が必要なわけでなく、

これも自然崇拝的な原始の姿を残した立派な神社と言えるのですよ。

 

 

画像を見てもらったらわかりますが、

友人から聞いたところによると通信制限で画像を見ることができないという人もいるみたいなので、簡単に文字に起こしておきますね(笑)

 

ここには大国主神とともに国造りを行った少彦名神が祀られています。 少彦名神は人間の生活の基礎を築き、医薬治病の方法を定めた薬の神なのです。

 

 

さらに奥へと進んでいきますよーー。

左手に見える市杵島姫神社を通り越し、やっとたどり着きました、狭井神社 です!!

(やっととは言っても、いろいろと見ながら歩いているとあっという間です。)

 

狭井神社

ここには

大物主大神の荒魂

比売多多良伊須気余理比売命(ひめたたらいすけよりひめのみこと)

勢夜陀多良姫命(せやだたらひめのみこと)

事代主神(ことしろぬしのみこと)

をお祀りしています。

 

この裏では三輪山の霊水を汲むことができ、自由に持ち帰ることもできます。

 

 

また、拝殿を見て右側には御神体 三輪山の入口があります。

なんとこの御神体には登ることができるのです!!!

 

登山やハイキングとは違い、神域へ立ち入るということなのでそこはしっかり理解して登ってくださいね。山に足を踏み入れた後は写真撮影はできません。

 

興味のある方は授与所に登拝の申し込みをしてみてください。

14時になると受付終了になってしまうので気を付けてくださいね。

 

三輪山に登拝

授与所で三輪山に上りたい旨を伝えると、申込書を渡されます。

そこに必要事項を記入し1人300円を納めて説明を受けます。

 

説明が終わると

こんなオシャレなタスキをもらいます。

鈴ついてるし、、やっぱ熊がでるのかな…

 

登山口の前にある、自祓い串で身を清めてから登ってください!!!

 

三輪山を上ってみた感想

往復4kmの道のりで、戻ってくるまでに2~3時間かかります。

正直、めっちゃきついです。

 

最近、伏見稲荷大社や小谷城を登ったばかりでしたが、一番つらかったです。

正直何度も心が折れそうになりました。

 

しかし、その分山頂に着いた時の達成感は最高です。

 

山頂にはかなり大きな岩座(いわくら)があり、

この山に大物主神がいらっしゃることを実感できるというか なんというか、ものすごく荘厳とした雰囲気を感じました。

 

登山もきついですけど、下山もきついです。

階段はきついし足場が悪いところもあるし、膝が痛かったです。

 

脚力に自信のある人なら、きっと登りきれますよ!!!

登る価値ありです!!!!

 

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久延彦神社へ

疲労しきった体にムチ打ち、久延彦神社(くえひこじんじゃ)に向かいます。

 

道中、展望台があり大和の街を一望することができます。

春になると、展望台一帯が桜に覆われ、とってもきれいでオススメです。

 

久延彦神社には久延毘古命が祀られています。

久延毘古命は知恵の神様で、

古事記では、誰も名前を知らなかった神の名前を「少名彦那命」だと言い当てた神です。

 

毎年、ここには受験生が多く参拝に訪れます。

 

 

大直禰子神社

最後に、大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)に向かうのがいいでしょう。

御祭神の大直禰子命は大物主神と活玉依毘売の間に生まれた子です。

 

第10代 崇神天皇の御代に疫病が流行りました。

どうやってこの疫病を治めようかと、神床(夢で神の信託を受けるための部屋)に入ると大物主神が現れ
「疫病が流行しているのは私の意志によるものだ。大田田根子(おおたたねこ)という人物を私が鎮まる山の神主として祀らせよ。そうすれば疫病が収まり平安が訪れるだろう。」と言ったのです。

 

 

言われたとおりにすると、ぱたりと疫病が収まったのでした。

 

 

こんなところで大神神社の参拝レポートを終わります。

最後まで見ていただきありがとうございます。

 

 

【追記】「大神神社がつくられたのはいつなのか」という質問をいただきましたので下記URLで回答しました。ぜひご覧ください。

大神神社はいつからあるのか〜起源について〜

 

 

 

 

 

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