こんにちは。「神社のハナシ」を運営している けん です。

私は愛知県名古屋市の神社で生まれ育ち、現在は名古屋市大須に鎮座する三輪神社で祢宜として奉仕しています。神職として日々ご祭神に奉仕する傍ら、このWebサイトやSNSを通じて神社や神道についての情報を発信しています。

このページで、私のこれまでの歩みと「神社のハナシ」を運営する理由を紹介させてください。

神社で生まれ、神社で育つ

私は神社の家に生まれ、幼い頃から神社が生活の一部でした。

祭典、神職として奉仕する家族の姿、地域の方々がお参りに訪れる日常。私にとって神社は特別な場所ではなく、「当たり前にそこにある場所」でした。

だからこそ、私を育ててくれた この「当たり前の場所」を大切にし、ご祭神への奉仕をしていきたいと考え、神職を志しました。

 

キリスト教系の学校で学んで見えたもの

私は中学校から大学までキリスト教系の学校で学びました。

中学校・高校では毎週礼拝や聖書の授業があり、多様な宗教観や価値観に触れてきました。大学は南山大学法学部法律学科へ進学し、在学中には行政書士試験にも合格しました。幼い頃から日本史が好きだったこともあり、法学の勉強に励む傍ら、神道に関する教本や地域の歴史書を読む機会が増え、日本の文化や神社への関心をより深めていきました。10年もの間、キリスト教と関わってきたことは大変貴重な経験でした。他宗教を知ったことで、宗教それぞれの共通点や違いを比較しながら神道を多面的に理解できるようになったことは大きな財産だと考えています。また、大学で学んだ法学の知識は、神社を守っていく上での大きな助けとなっています。


大学卒業後は神職の資格を取るために皇學館大学神道学専攻科へ進学しました。専攻科では神道学や祭式、祝詞などを専門的に学ぶだけでなく、全国各地の神社で実習を行い、それぞれの神社に受け継がれてきた祭祀や歴史について実践的に学びました。休日には神宮や神宮ゆかりの地を訪ねて歴史や文化に触れ、学びを教室の外へと広げていきました。また、神道だけでなく宗教全般への理解を深めるため、「宗教文化士」の資格も取得しました。伊勢で過ごしたのは1年という短い期間でしたが、私にとってかけがえのない時間で、「神社のハナシ」での情報発信の礎となっている、大変有意義な時間だったと感じています。

 

神職〈けん〉として

皇學館大学神道学専攻科修了後は数年間、大規模な神社に奉仕し、現在は三輪神社で祢宜の役職についています。神職の仕事は幅広く、毎日の祭典や社殿・境内の管理、御朱印対応、出張祭典、神前結婚式、経理、勤怠や在庫管理など、多岐にわたる業務に携わっています。

神社は地域の文化や人々の暮らしと深く結びついた場所です。その文化を未来へ受け継いでいくことも、神職の大切な役割だと考えています。

 

「神社のハナシ」を始めた理由

日本人は正月には初詣に行き、節目の年齢では人生儀礼を行い、季節によって地域の祭りを楽しみます。このように、神社や日本の伝統文化は私たちの生活の中に深く根付いています。しかし、その一方で日本や神社の伝統、文化を知る機会は決して多くありません。

私は、神社をもっと身近に感じてもらいたいという思いから、このサイトを立ち上げました。神職だからこそ伝えられる視点を大切にしながら、専門的な内容もできるだけ分かりやすく発信することを心掛けています。

当サイトをご覧になった方々が神社を身近に感じ、参拝を日常のほんの一部でも構いませんから、組み入れていただければ、大変嬉しく思います。

 

これから目指すこと

私は神社をもっと身近な存在に感じてもらうこと、さらには「未来へ受け継いでいくべきもの」として誇りを持っていただくことを目標に活動していきたいと考えています。

このサイトやSNSが、神社や神道に興味を持つきっかけとなり、一人でも多くの方が神社へ足を運び、日本の伝統・文化に親しんでいただければ幸いです。

なお、X(@kytm16)では神職として日々感じたことや、小さな話題も発信しています。Webサイトでは書ききれない内容もありますので、気軽にフォローしてください。

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