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神社のご祈祷で子どもが泣く・騒ぐ・歩き回る…大丈夫?小さなお子様をお連れの方へ(お宮参り・七五三など)

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神社のご祈祷で子どもが泣く・騒ぐ・歩き回る…大丈夫?小さなお子様をお連れの方へ(お宮参り・七五三など)

こんにちは!神職の けん です。

普段は三輪神社の神職をしながら、当サイトやXで神社の豆知識や日々思ったことを綴っています。

今回は神社にご祈祷にいく際に、「子どもが泣いたり、騒いだりしてしまったらどうしよう」と心配に思っている方に向けて記事を書いてみました。

お宮参りや七五三詣はもちろん、厄除け等のご家族のご祈祷を計画している方も、ぜひご覧ください。


「子供が泣いたらどうしよう」と心配されている方へ

小さなお子様を連れて神社へお参りすることに不安を感じるのも無理のないことだと思います。

しかし、お子様が泣いたり、声を出したりすることを、必要以上に心配する必要はありません。

どうぞ安心して、ご家族そろって神社へお参りください。


神社のご祈祷は静かでなければいけない?

神社のご祈祷というと、「おごそかな場所だから、少しの物音も立ててはいけない」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、神様にお願い事を申し上げる大切な時間ですから、ご祈祷に関係のない会話を続けたり、携帯電話を操作したりするなど、神事の妨げとなる行為は慎んでいただく必要があります。

ご祈祷が始まる前には、携帯電話をしまい、必要のない会話を控えるなど、神様に向き合うための心構えを整えていただきます。

しかし、それと小さなお子様が泣いたり、声を出したりすることとは別の話です。

子供は、大人のように長時間静かに座っていることができません。

初めて訪れる神社や、普段とは違う雰囲気の中で緊張して泣いてしまうこともありますし、退屈して声を出したり、動きたくなったりすることもあるでしょう。

それは、小さなお子様にとってごく自然なことです。


神職として、これまで多くのお子様を見てきました

私自身、これまで二つの神社で神職として奉仕してきました。

一つは全国的にも知られており、多くの方が一緒にご祈祷を受ける大きな神社。

もう一つは、基本的に一組のご家族ごとにご祈祷を奉仕する小さな神社です。

規模もご祈祷の形式も異なる二つの神社ですが、どちらでも、七五三や初宮詣をはじめ、多くのお子様とご家族のご祈祷に携わってきました。

その経験から申し上げると、泣いたり、声を出すなどのお子さまの行動について神職から注意することは基本的にはありません。

「子供が泣いたら迷惑になるから」とご祈祷そのものをためらってしまう必要はないのです。


神社は子供と一緒に、家族みんなでお参りする場所です

神社には、さまざまな年代の方がお参りになります。

お宮参りの赤ちゃん、七五三を迎えた子供、そのご両親や祖父母。

また、厄除けや家内安全、商売繁盛などのご祈願でも、ご家族そろって参拝される方は少なくありません。

子供が生まれたことを神様にご報告し、これからの健やかな成長を願う。

成長した子供とともに、節目を迎えたことを神様にご報告する。

そして、厄除け(厄払い)や身体健全などのご家族個人の祈願にもそろって日々の無事を感謝し、これからの幸せを願う。

こうした家族での参拝も、神社で行われてきた大切な営みの一つです。

神社の信仰や祭りが今日まで受け継がれてきたのも、先祖から子へ、子から孫へと命が紡がれてきたからこそです。

そのため、神様もまた、神社へお参りに来るお子さまの成長を、整えられた姿だけでなく、泣いたり、声を出したり、動いたりするありのままの姿としてご覧になるのではないでしょうか。

ご家族とともに神社へ訪れ、少しずつ成長していく姿を見せてくれることを、神様も楽しみにしておられることと思います。

だからこそ、「子供が静かにできないかもしれないから」という理由だけで、神社へのお参りを遠慮する必要はありません。


ただし、周りの方への配慮は大切です

「子供が泣いても大丈夫」とはいっても、何をしてもよいという意味ではありません。

神様の前で行われている神事ですから、大人も子どもも、その場に応じた配慮をすることは大切です。

例えば、お子様が泣き始めた場合には、保護者の方が立って抱き上げたり、あやしたりしても構いません。

小さなお子様を座らせたまま泣かせ続けるよりも、抱っこをして落ち着かせる方がよい場合もあります。

その際は、周囲の方の視界を遮らないようにするなど、可能な範囲でご配慮ください。

また、歩き回って他の参列者のところへ行ってしまうような場合には、可能な範囲でお子様をお連れ戻しください。

小さなお子様ですから、多少泣いたり、声を出したり、動いたりすることは当然あります。

親御さんも、周りの方に迷惑をかけないようにと必要以上に緊張する必要はありません。


子供の泣き声も含めて、家族で神様にご挨拶を

ご祈祷は神様にお願い事をするだけでなく、家族そろって日々の感謝を申し上げ、元気な姿を奉告する大切なものです。

だからこそ、大人は神様に向き合う気持ちを持ち、必要のない会話や携帯電話の使用などは控えることが大切です。

一方で、小さなお子様まで大人と同じように振る舞うことを求める必要はありません。

泣いてしまっても、声を出してしまっても、それはその子が成長している証でもあります。

「子供が泣いたらどうしよう」

「周りの人に迷惑をかけたらどうしよう」

と心配されている方も、どうぞ過度に心配なさらないでください。

神社は子供を連れてお参りしていただいてよい場所です。

周囲への配慮をしながら、お子様の様子に合わせてご対応ください。

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  • この記事を書いた人

神職〈けん〉

神社で生まれ育ち、名古屋市大須の三輪神社で奉仕する神職です。キリスト教系の学校で学び、法学を修めた後、神職となりました。「神社をもっと身近に」をテーマに、このサイトを運営しています。

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