神様にとって神社はブラック企業?
大晦日とお正月に、みなさんはなにしていますか。
ガキ使を見たり紅白を見たりする人、初詣に行く人それぞれでしょう。
初詣に行く人は0時ぴったりにお参りに行きますか?それとも夜が明けてから行きますか?
これも人それぞれでしょう。
では、神様はなにをしているか。
絶対めっっっちゃ忙しい。
大きい神社の神様は1日で何千人もの願い事を聞いているでしょう。
大晦日なんて関係なしに神社って24時間開いていますよね。
これは当たり前といえば当たり前です。
年中無休で24時間営業なのです。
こんなブラックな会社あったら世間からボコボコにされています。
私はいつも神社でお参りをする時、願い事は基本的にしません。
だって神様絶対疲れてるもん。
冗談です、、、
いやまあこれも理由のひとつですけど(笑)
神社とは本来をなにをするところか
私が神社で願い事を基本的にしない理由
それは、
神社とは神様を畏れ敬う場所
だからです。
いつもはお参りしていないのに、願い事ができたときだけ神社に行って
「お願いします、彼女が欲しいです。」
なんて虫が良すぎると思いませんか?

そんなことはありません。
しかし、普段神様を敬い感謝していない人が突然願い事をするなんて失礼ですよね。
順番が逆です。
わたしは参拝をするときは大抵、名前・住所・感謝の気持ちを述べるようにしています。
もしお願いをして、願いが叶ったらお礼参りをしましょうね。
願い事をしてはいけない神社もある
伊勢神宮の正宮では願い事をしてはいけないとされています。
なぜなら正宮は神様に感謝をする場所だからです。
伊勢神宮には正宮と別宮があります。
簡単に違いを説明すると、
伊勢神宮では最高神である天照大御神を祀っていますが
- 正宮では和御魂(穏やかな一面)
- 別宮では荒御魂(荒々しい一面) を祀っています。
正宮では感謝の気持ちだけを述べましょう。
最高神である天照大御神は全国の神様を統括しています。そんな神様に私利私欲のお願いをするなんて畏れ多いことです。
お願いをしなくても、神様は感謝を述べている私たちの姿を見てくださっていて必ず良い方に導いてくださいますよ。