雑記

神社関係者がクリスマスについて思うこと ~プレゼントはもらってた?~

12月になり、世の中はクリスマスムード一色ですね。

今日は神社に生まれた私のクリスマスに関する思い出話をします。

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はじめに

「日本では12月25日にはクリスマス、大晦日には除夜の鐘を鳴らし、正月には初詣へ向かう」という言葉をよく耳にするように、この国には固有の文化・伝統である神道の他にも、仏教さらにはキリスト教などの文化が入り込んでいます。

日本という国は他国の文化に寛容であり、良いものはどんどん取り入れていこうという日本人の性格が良くも悪くも現在の状況を作り上げたのだと考えます。

 

特に近年は神社や寺への欧米の文化の入り込みが顕著に見られます。例えば境内をクリスマス仕様に飾り付けたり、クリスマス限定の御朱印の頒布が行われています。

以前ツイッターでお話したように私自身はこのような行為に対して否定的な立場ではありますが、神社×クリスマスのコラボレーションを求める参拝者さんが一定数いるのも事実であり、それぞれの捉え方次第であると考えているため個別の行為を批判するつもりは一切ありません。

 

クリスマスは悲しい思い出

さて、私は代々神社で奉仕する家に生まれ幼いころから神道に親しみを持って接してきました。

幼稚園児の頃は12月になると「クリスマスはサンタさんに何もらう?」という話で学校中もちきりになりますが、その輪の中に入り込めなかったのが当時の私でした。

幼稚園の年中さんの頃には既に母から「サンタさんはいない」という衝撃の事実を耳にしていたからです。それまでの私はクリスマスイブになると、リビングの台の上にサンタさんへの手紙とバナナを用意して布団に入っていたのですが、そのバナナは親に食べられていたんだ…と気づきショックを受けたのを覚えています。

当然この事実を友人に伝えたかった私ですが、友人の夢を壊してはいけないし、各家庭の方針に首を突っ込むのはよろしくないと幼稚園児なりに考え、輪には入らずぼーっと会話を聞き流す冷めた子どもになっていました。

この年になって思い返してみると、5歳の子どもにサンタさんはいないということをカミングアウトすることはあまりに酷ではないかと思いますが、もしかすると母の神社で仕える者としての自覚とプライドがそうさせたのかもしれません。たしかに、神社の息子が小学生になってもサンタさんを信じているなんてことになったら笑いものですからね。

両親のことを恨んでいるわけではありませんが、プレゼントを渡す側の歳になってしまった私は、もし将来子どもができたらどのように接していくべきか考えさせられます(笑)。

 

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12月25日は大正天皇例祭

ここからもっと神社ブログらしいことをお話していきます。

祖父を尊敬していた私は幼いころから将来は神職になりたいと言っていましたが、具体的にそう考えるようになったのは高校生の時でした。この頃になると神道や神社について自ら調べるようになり12月25日はクリスマスの他に日本人なら絶対に覚えておかなければならないことがあると知りました。

それは大正天皇の崩御した日であるということです。

宮中では大正天皇の例祭が行われます。

自ら調べるようになるまでは日本史でも天皇なんてほとんど出てこないし、日本とどのような関係があるのかすら知りませんでした。しかし調べていくうちに日本という国は天皇とともにあるということを知ったのです。

もし私がこの家に生まれていなかったら、神道や神社について知りたいと思うことなどなかったでしょう。こんなことはきっかけがなければ絶対に知ることができないことでしょうし、そんなきっけかは滅多にないと思います。

このブログを読んだ方で神道や神社、皇室についてあまり知らないという方はこれを機会に少しでも興味をもってくださるといいなと考えております。

 

重要なことなので最後にもう一度言わせてもらいます。

クリスマスに浮かれるのもいいですが、日本という国を語るうえでは欠かすことのできない祭儀が行われるということを忘れず、皇室の繁栄と我が国の平和と安寧を願って日本国民として何ができるか考えてみましょう。

 

それではみなさん良いお年を!!!

 

 

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